マイホームが発展してくるとチェストの中身がごちゃごちゃになりませんか?自動で整頓する機能があればいいのに!って思ったことありますよね。実はホッパーとレッドストーンコンパレーターを使えば自動でアイテムを仕分ける装置が作れます。今回は便利な自動仕分け機の作り方をご紹介します!
この記事はPC版とPS4版で動作を確認しております。
自動仕分け機の構造
自動仕分け機を作り始める前に、おおまかに構造を解説します。
これが今回作る自動仕分け機です。これだけだとどうやって使うのかさっぱりだと思いますので解説していきます。
この自動仕分け機ではホッパーとレッドストーンコンパレーターを使って仕分けたいアイテムを識別します。仕分けたいアイテムを赤字のホッパーに入れておくことで、同じ種類のアイテムだけが下のチェストに落ちていきます。つまり、一列につき一種類のアイテムが仕分け可能です。ガラス、砂、土、丸石などチェストを圧迫するアイテムを仕分けたい場合に大変便利です。
今回の仕分け機では説明しやすいように三列分(アイテム三種類分)しか作っていませんが、横方向に自由に拡張できますのでお好みで増やしていってください。
さらに細かく構造を説明した画像になります。まず右下のチェストにごちゃまぜのアイテムを入れます。するとドロッパーでアイテムが自動で上に登り、ホッパーを通じて画像左方向に流れていきます。ホッパーとレッドストーンコンパレーターの識別装置により、指定されたアイテムだけが下のチェストに落ちていきます。指定されたアイテムは下のチェストから順に溜まります。指定外のアイテムは一番左のチェストに溜まります。ここにゴミ箱(サボテンを使ったアイテム消滅装置など)を付けて不要なアイテムは自動で処理するようにしてもいいかもしれませんね。
自動仕分け機を作るのに必要な道具
自動仕分け機を作るのに必要な道具を一覧でご紹介します。
- チェスト
- ホッパー
- レッドストーン
- レッドストーンリピーター
- レッドストーンコンパレーター
- レッドストーントーチ
- ドロッパー
- ハーフブロック
- 金床+エンチャントレベル
非常に便利な自動仕分け機ですが、作るのは結構大変です。何といってもホッパーとチェストを大量に使います。つまり、原木と鉄が大量に必要になります。木は時間をかければ手に入りますが、鉄はそういうわけにはいきません。採掘で集めるのは大変なのでアイアンゴーレムトラップを使うのがオススメです。
自動仕分け機の作り方
それではいよいよ自動仕分け機を作っていきます!
1.チェストを並べる
まず、アイテムを収納するチェストを並べます。チェストを4段積んで1列分になり、1列に入るアイテムは1種類です。画像では3列までしか作っていませんが、お好みで横に拡張してください。チェスト同士は横に並べることができませんが、間にトラップチェストを挟むことで画像のように隙間なく並べられます。ver1.13のアップデートからチェスト同士を真横に並べることができるようになりました。トラップチェストは不要です。
2.ホッパー設置
先ほど設置したチェストの背面にホッパーを設置します。このとき、ホッパーとチェストは必ず連結しておいてください。スニーク(PC版ならshift押し)しながらチェストに向かってホッパーを設置すれば連結できます。ホッパーの口がチェスト向きになっていることを確認しましょう。
一番上の段だけホッパーを二つ設置します。このホッパーもチェスト向きにしましょう。
3.奇数列の回路作り
チェストに入るアイテムを識別するための回路を作ります。チェストと回路がギチギチに詰まってしまいますので、奇数列と偶数列で干渉しないように回路を作ります。
まず、先ほど付けたホッパーにハーフブロック(上半分)を設置し、その上にレッドストーンコンパレーターを設置します。
次に、このコンパレーターに向かってホッパーを連結します。ホッパーの口がコンパレーター向きになっていればOKです。コンパレーターの判定がかなり小さいので気を付けてください。
画像のようにブロックを並べ、レッドストーン、レッドストーンリピーター、レッドストーントーチを並べます。これで奇数列の回路が完成です。
4.偶数列の回路
奇数列の回路と干渉しないように、偶数列は構造を少し変えます。しかし基本動作は同じになります。
今度はハーフブロックではなく、普通のブロックを使います。その上にレッドストーンコンパレーターを置き、ホッパーをコンパレーター向きに連結します。
偶数列は画像のようにブロックと回路を設置してください。奇数列よりもコンパレーターとレッドストーンが一つ多くなります。
これと同じものを奇数列と偶数列すべてに作ります。
5.仕分けるアイテム指定
仕分けたいアイテムを列ごとに指定します。この作業には金床とエンチャントレベルが必要になります。
まずはこの上部のホッパーにアイテムを入れます。今回はガラスを例に紹介します。
この列にガラスを入れたい場合、画像のようにホッパーにガラスを22個入れてください。この時、一番左に普通のガラス18個、右4つは名前付きのガラスを1つずつ入れてください。このようにアイテムを入れないとホッパーの中にアイテムが詰まってしまい、誤作動の原因になります。
名前を付ける際には金床を使います。必ず「ガラス」以外の名前にしましょう。今回は「ガラス1」「ガラス2」「ガラス3」「ガラス4」と名前を付けました。1列に付き、名前付きのアイテムを4つ用意するので4エンチャントレベルが必要になります。
6.下のホッパーにもアイテムを入れる
先ほどの真下のホッパーにもアイテムを入れます。
コチラは普通のガラス1個で大丈夫です。これでこの列にはガラスが自動で仕分けられるようになりました。既にホッパーに入っているアイテムと同じアイテムが流れてきた場合(今回はガラス)、コンパレーターが自動で判断し、下のチェストに落とす仕組みです。それ以外のアイテムはコンパレーターがはじいてくれます。
7.アイテムの流れる経路作り
先ほどアイテムを22個入れたホッパーの上にアイテムの流れるホッパー経路を作ります。画像右にチェストを置き、そこからホッパーを通して左にアイテムを流す仕組みです(ホッパーは必ず左向きに連結しましょう)。指定されたアイテムは下のチェストに落ち、それ以外のアイテムは左のチェストに溜まります。
8.ドロッパーエレベーター作り
これで完成でも良いのですが、アイテムを入れるチェストの位置が高く不便なのでアイテムを上に流すエレベーターを作ります。(仕分け機を地下に作り、アイテムを入れるチェストを地表に出す場合はエレベーターは不要です。)
先ほど右上に置いたチェストにドロッパーを上向きに連結します。地面から1マスあけて5個分設置しましょう(全て上向き)。
ドロッパーの一番下にホッパーを連結し、その上にチェストを設置します。このチェストに入れたアイテムが上に登っていき、自動仕分け機に流れる仕組みです。
ドロッパーにはレッドストーン信号が流れないと機能しないので回路を作っていきます。画像のように、ドロッパーの一番下にブロックを置き、その上にレッドストーンコンパレーターを設置します。
先ほど置いたコンパレーターに、さらに画像のようにブロック、レッドストーンリピーター、レッドストーン、レッドストーントーチを設置します。
ブロックの裏側、ドロッパーの真下にもレッドストーントーチを設置します。カチっと音がして画像のように暗くなるはずです。
先ほど設置したブロックから斜め上にブロックを置き、内側にレッドストーントーチを設置します。
今度は内側向きになるように斜め上にブロックを設置し、両側にレッドストーントーチを設置します。
これを交互にジグザグに作り、ドロッパーエレベーターの高さと同じになるまで積みます。ここまで積むと一番上のドロッパーまでレッドストーン信号が行きわたります。
これで完成です!お疲れさまでした!右下のチェストにアイテムを入れると仕分け機に向かって流れていき、自動で仕分けられます。指定されていないアイテムは左奥のチェストに溜まる仕組みです。
まとめ
今回はアイテムを自動で仕分ける装置を作りました。レッドストーンコンパレーターとホッパーを使ってアイテムを識別するので、仕分けたいアイテムだけをチェストに入れることができます。砂、土、丸石など大量に使うアイテムの収納に便利です。ただし、ホッパーを大量に使うので沢山の鉄が必要になります。鉄の補充にはアイアンゴーレムトラップがオススメです。
- アイテムを自動で仕分けることができる装置です。
- ホッパーとレッドストーンコンパレーターを使ってアイテムを識別します。
- 砂、土、丸石などの大量のアイテムの収納に便利です!
とてもわかりやすい説明ありがとうございます。
一つ疑問に思うことがあったので質問させて頂きます。
チェストが満杯で入り切らなくなったらどうなるんですか?
>つよさん
はじめまして、ブログを見ていただきありがとうございます。
「チェストが満杯」というのは縦一列分チェスト4個のことでしょうか?
入りきらないアイテムはその列のホッパー内に溜まり、そこも一杯になったらゴミ箱に送られます。ゴミ箱も一杯になったら、アイテムを輸送するホッパー内に詰まり出します(この時点でアイテムの仕分けができなくなり故障します)。
チェストが一杯になるのが心配でしたら縦一列のチェストを下に増やしてください。記事では縦一列4個置いてますが、5個置いても6個置いても、下に増やす分には大丈夫です。
すごくわかりやすかったのですがチェストに入る順番がバラバラです
一番上が埋まったら下に行くなど指定はできないのしょうか?
ホッパーを縦に積むのではなくて、
矢印…ホッパー
◻︎◻︎…ラージチェスト
→◻︎◻︎
◻︎◻︎←
→◻︎◻︎
(下方向に延長可)
なんて感じにすれば下から溜まってくと思います。
ただ、これだと手前にホッパーが来る段があるので、
スペース取りますが、
→◻︎◻︎
→◻︎◻︎
→◻︎◻︎
こんな感じにするとか。
つまりは、チェストからホッパーを出すようにすれば
下から溜まってきますよ!
すいません、表示がグチャグチャになっちゃいました…w
コンパレータにつないだホッパーの18個にしたアイテムが64になるだけで下のチェストに入って行かないんですが何が問題かわかりますか?(´._.` )
ちなみに説明通り普通のを18個、名前付き1個ずつを置いて、下のホッパーにも普通のものを置いてます
アイテムがエレベーターに入れると吐き出されてしまいます何が間違いなんでしょうか
参考にさせていただき無事完成しました。
ただドロッパーエレベーターが詰まるので、回路の部分は少し変えました。
連結も5連以上にしたらすごく重くなってしまい、4連どまりにしました。
自分のPS3版の能力限界の影響かもと推測しますが詳細は不明です。
いずれにせよ完成には至りましたので、有難う御座いました。
いつも参考にさせていただいてます。
今回も挑戦してみました。
アイテムに名前を付けるのはすべて同じ名前(例 4個が「鉄1」)だと誤作動するのでしょうか。
アイテム4個に同時に名前を入れられたので同じ名前でも問題なければレベル消費がお得なんですが…。
PCのJaba版だと、チェストの上になにかあると、チェストが開きませんどうしたらいいですか
奇数列と偶数列の意味はあるんでしょうか